スズキ初の軽商用EV『eエブリイ』発売、ダイハツ・トヨタと共同開発、価格は314万6000円から

スズキ eエブリイ
スズキ eエブリイ全 29 枚

スズキは、同社初となる軽商用バッテリーEV『eエブリイ』を3月9日に発売した。価格は314万6000円からだ。

スズキ「e エブリイ」

「eエブリイ」は、スズキ、ダイハツ工業、トヨタ自動車の3社で共同開発したBEVシステムを搭載した軽商用バンのEVモデル。軽バンとしての使い勝手の良さはそのままに、EVならではの静かで力強い走りを実現した。

36.6kWhの駆動用バッテリーを搭載し、一充電走行距離は257km(WLTCモード)を確保。日常や仕事での使用に十分な能力を持つ。安全性が高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用した。

スズキ eエブリイに搭載されるリン酸鉄リチウムイオンバッテリースズキ eエブリイに搭載されるリン酸鉄リチウムイオンバッテリー

モーター、インバーター、トランスアクスルを一体型にした「eAxle(イーアクスル)」により、軽ターボ以上のトルクを発揮し、力強い走りを実現。停車時、加速時ともに高い静粛性を実現している。駆動用バッテリーを床下に配置し低重心となったことで、段差通過時などの衝撃が低減した。

荷室は最大積載量350kgで、広々とした空間を確保。視認性の高い7インチTFTカラー液晶メーターを装備し、オーバーヘッドシェルフやセンターコンソールトレーなど収納スペースを多数用意した。

安全装備は、衝突被害軽減ブレーキなど予防安全技術「スマートアシスト」を搭載。ADB(アダプティブドライビングビーム)やサイドビューランプを搭載し、夜間の視認性を確保した。LED ヘッドランプを標準装備し、荷物積載時や夜間の後方視界を確保できるデジタルルームミラーをメーカーオプション設定した。

スズキ eエブリイスズキ eエブリイスズキ eエブリイスズキ eエブリイ

グレードは「2シーター」と「4シーター」の2タイプを設定。車体色は全3色から選べる。メーカー希望小売価格は2シーターが314万6000円、4シーターが323万4000円(いずれも消費税込み)。

「eエブリイ」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」に該当する。令和7年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象で、補助交付金額は全グレード56万2000円となる(2026年3月31日までの届出が対象)。

なお、「eエブリイ」はダイハツ工業よりOEM供給を受けるモデルとなる。

《森脇稔》

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