原付日本初の次世代ブレードバッテリー搭載、XDAOと共同開発、アカリエの電動バイク「CHANGE」本格展開へ

中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」
中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」全 13 枚

アカリエ(Acalie)は、中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル『CHANGE(チェンジ)』を日本市場へ本格展開すると発表した。

【画像】XDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE」

本製品は、日本の道路環境・法規・利用シーンに最適化された設計により、電動モビリティにおける「安全性」「耐久性」「実用性」の課題を高い水準で解決する次世代モデルである。

さらに、原付としては日本初(自社調べ、2026年3月時点)となるEV自動車レベルの発火リスクを大幅に低減した次世代ブレードバッテリーを採用し、従来の電動モビリティの常識を覆すとしている。

中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」

電動モビリティ市場が拡大を続ける一方、日本ではバッテリーの安全性への不安、航続距離・耐久性の不足、業務利用に対応できる実用性の不足が普及の障壁となっている。

アカリエはこれらの課題に対し、「日本人のため、日本で本当に使えるモビリティ」をコンセプトに開発を推進。XDAOとの共同開発により、日本市場に最適化されたモデルを実現した。

EVレベルのブレードバッテリーを採用し、バッテリー起因の安全リスクを根本から低減する。セルはアルミ複合フィルムで保護され、外装にはアルミ合金を使用することで、優れた放熱性と難燃性を実現。圧迫・貫通・高温などの厳格な試験においても、発火・爆発のリスクを大幅に低減するとしている。

中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」

また、新世代のバッテリーマネジメントシステム(BMS)を搭載し、ミリ秒単位で各セルの電圧・温度・電流をリアルタイム監視。過充電・過放電・過電流・短絡・高温などを自動制御する。

車体はIP65防水、主要部品(モーター・コントローラー・バッテリー)はIP67の防塵・防水性能を確保。高圧洗浄機による丸洗いにも対応する。フレームには自動車レベルの陰極電着塗装と粉体塗装を組み合わせた二重防腐処理を採用し、塩水噴霧試験において1000時間以上の耐久性を実証している。

個人向けのショートレンジモデル(シングルバッテリー航続距離:約50km)と、法人向けのロングレンジモデル(ダブルバッテリー航続距離:約100km)の2種類を展開する。バッテリーは取り外し可能で家庭用100Vに対応し、最大積載は200kgとデリバリー用途にも対応できる。

中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」中国大手電動モビリティメーカーXDAOと共同開発した日本専用モデル「CHANGE(チェンジ)」

アカリエは4月10日から12日に愛知県常滑市のAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)で開催される「第5回名古屋モーターサイクルショー2026」に出展し、CHANGEの実車を初公開。

2026年6月より順次市場投入を開始するとともに、販売網の拡充とアフターサービス体制の強化を進める予定だ。

なお、共同開発パートナーのXDAOは2004年に設立された中国の電動モビリティメーカーで、年間300万台規模の販売実績を持つ。アカリエは2017年11月設立で、電動モビリティのほかAIスマートプロダクトやスポーツ分野でも次世代型製品を展開している。

《森脇稔》

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