ヒョンデの「エアロハッチ」、新型コンパクトEV『アイオニック3』欧州発表…航続最大496km

ヒョンデ・アイオニック3
ヒョンデ・アイオニック3全 10 枚

ヒョンデ・モーター・ヨーロッパは、新型フル電動コンパクトハッチバック『アイオニック3』を欧州向けに発表した。

【画像】ヒョンデ『アイオニック3』

アイオニック3は、欧州の日常的なニーズに合わせた電動モビリティを直感的かつ快適に提供することを目的に開発された。ヒョンデの「人類のための進歩」というビジョンのもと、アイオニックラインナップが掲げる先進電動化とコネクテッドライフのリードという使命を体現するモデルだ。

■新ボディタイプ「エアロハッチ」を初採用

ヒョンデ・アイオニック3ヒョンデ・アイオニック3

アイオニック3は、空力効率と広い室内空間を両立させた新しいボディタイプ「エアロハッチ」を初めて採用した。低く滑らかなフロントエンドから始まるルーフラインが前後の乗員の頭上を直線的に通過し、リアスポイラーへとなだらかに収束する形状により、室内の頭上空間と後席の快適性を高めている。

空力抵抗係数(Cd値)は0.263を目標としており、クラストップレベルの空力性能を目指す。

■デザイン言語「アート・オブ・スティール」

ヒョンデ・アイオニック3ヒョンデ・アイオニック3

デザインは、鉄鋼生産における素材の張力と純粋さからインスピレーションを得た「アート・オブ・スティール」哲学に基づく。面を最小限のボリュームに絞り込み、強さと精度を視覚的に表現している。シグネチャーのピクセルライティングと、モールス信号で「H」を表す4つの中央ドットがアイオニックのアイデンティティを強調する。

ボディカラーは11色、ホイールは16~19インチから選択可能で、スポーティな「Nライン」グレードも設定される。

■パワートレインと充電性能

ヒョンデ・モーター・グループの電動グローバル・モジュラー・プラットフォーム(E-GMP)を採用し、400Vアーキテクチャーを搭載する。バッテリーは2種類を用意し、WLTPモードでの航続距離はスタンダードレンジが344km、ロングレンジが496km(クラストップを目標)を見込む。

充電性能はDC急速充電でSOC10~80%を最適条件下で約29分で完了。AC充電は最大22kWに対応する。

■広い室内と充実した装備

ヒョンデ・アイオニック3ヒョンデ・アイオニック3

外観はコンパクトながら、ロングホイールベースとフラットフロアにより広い足元空間と頭上空間を確保。「ファーニッシュド・スペース」コンセプトのもと、家具のように配置された内装が温かみのある空間を演出する。ラゲッジ容量は441Lで、トランクフロア下の「メガボックス」も備える。後席は大人3人が快適に座れる5人乗り仕様だ。

オプションでリラクゼーションシート、シートヒーター・ベンチレーション、Boseプレミアム・サウンドシステム、デュアルゾーン・オートエアコン、アンビエントLEDライティングなどを設定。リサイクル素材やバイオベース素材を含む、1970年代のイタリア家具デザインと自然の風景からインスピレーションを得たテキスタイルも採用する。

■インフォテインメントと安全装備

ヒョンデ・アイオニック3ヒョンデ・アイオニック3

インフォテインメントシステムには、欧州向けヒョンデ車として初めて「プレオス・コネクト」を採用。Android Automotive OS(AAOS)をベースに、12.9インチまたは14.6インチのディスプレイを搭載し、ナビゲーションや各種機能に直感的にアクセスできる。

スマートフォンや装着型デバイスによるキーレスアクセスを可能にする「ヒョンデ・デジタルキー2」、「プラグ&チャージ」、EVルートプランナー、車内外での「V2L(ビークル・トゥ・ロード)」機能も搭載する。

先進運転支援システム「ヒョンデ・スマートセンス」として、高速道路走行支援システム「HDA2」、遠隔スマートパーキングアシスト「RSPA」、ブラインドスポット・ビュー・モニターなどを装備している。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BYD ラッコ 新型試乗】1週間、日常使いをしてわかった「2つのメリット」と「3つの課題」…中村孝仁
  2. トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発エンジン搭載のHEVに…土曜ニュースランキング
  3. 純水洗車の「The Fleur MISATO」、「洗い放題.com」が埼玉・三郷にオープンへ…9月26日
  4. ホンダ『WR-V』が2027年に大幅改良か? 新顔デザイン採用、待望のハイブリッド追加も!
  5. 人気ミニバンが2027年にも大進化へ! トヨタ『ノア/ヴォクシー』次期型は新開発1.5LエンジンHEVか?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  2. トヨタ自動車・人事情報 2026年6月17日付・7月1日付
  3. 累計15万枚突破「ゴリラマット」、初代『N-BOX』専用モデルを追加…TPE素材採用の3Dフロアマット
  4. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る