<新連載>[低音を制する者はカーオーディオを制す]手軽さを重んじるなら「小型・薄型のパワードサブウーファー」が狙い目!

「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(フォーカル・iSUB ACTIVE)。
「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(フォーカル・iSUB ACTIVE)。全 3 枚

クルマの中で音楽を聴くとき、どうしても低音が不足する。ドアに付けられるスピーカーでは大きさ的に超低音までをスムーズに再生し難いがゆえだ。なので「低音強化」を実行すると、サウンドがガラリと変化する。当連載ではその実践法を全方位的に解説している。

【画像全3枚】

◆「低音強化」には「サブウーファー」が必要。これにはタイプ違いが3つある!

今回からは、低音強化の実行法を説明していく。

さて、低音強化を実行するには、「サブウーファー」を導入する必要がある。カー用の、口径の大きな低音再生用のスピーカーであるサブウーファーがさまざまリリースされているので、それを使えば低音強化を実行できる。

なおサブウーファーにはタイプ違いが3つある。「小型・薄型のパワードサブウーファー」、「ボックスサブウーファー」、「単体サブウーファー」、これらだ。まず今回は、小型・薄型のパワードサブウーファーについて説明していく。

では最初に、この概要から説明しよう。これはつまり、「サブウーファーユニット」、「ボックス」、「パワーアンプ」、これら低音を再生するために必要な3パーツが一体化したもので、その中でも「小型・薄型」に仕上げられているもののことを指す。

「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(カロッツェリア・TS-WX140DA)。「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(カロッツェリア・TS-WX140DA)。

◆エントリー機なら2万円程度でゲット可能! 取り付け工賃もかかかりにくい!

なのでこれを用いる場合には、手っ取り早く低音強化を実行できる。製品を購入し、電源配線と信号配線を行った上で設置すれば、それにて低音を鳴らせる。しかも、愛車のシート下に入るサイズの製品をチョイスすれば、積載性や居住性をスポイルすることもない。

で、問題はコストだが、例えばカロッツェリアからは『TS-WX140DA』というエントリー機が発売されていて、当機はオープン価格だが実勢価格は税込で2万円を切るくらいだ。そしてこのクラスのモデルでも、良質な低音をデリバリー可能だ。

なお設置はプロに任せた方が安心だが、そうすると取り付け工賃が発生する。しかし当機の場合は電源を車両のメインバッテリーから直接引き込む配線手法を取らずとも車内のしかるべき場所から取れるので、その分取り付け工賃は比較的に少なくてすむ。

「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(フォーカル・iSUB ACTIVE)。「小型・薄型のパワードサブウーファー」の一例(フォーカル・iSUB ACTIVE)。

◆上級機ならより重厚なサウンドを再生可能。とはいえ価格のアップ率は限定的!

一方、音にこだわったハイグレードモデルもいくつかある。そういったモデルでは筐体がより堅牢で内蔵パワーアンプのパワーも一層強力だ。だからこそ「小型・薄型」とはいえども身体の芯に響く重低音を奏でられる。

とはいえそういったモデルでも、本体価格が10万円を超えることはあまりない。エントリー機と比べると高価だが、フロントスピーカーなら100万円を超えるモデルも存在するが、小型・薄型のパワードサブウーファーではそこまでのハイエンド機は存在しない。

ところで、チョイスの際にはまずは愛車のシート下のクリアランスの寸法を正確に把握すべきだ。小型・薄型のパワードサブウーファーはシート下に取り付けられることが利点なので、それが叶わないモデルを選んでしまったら意味がない。その点はご注意を。

今回は以上だ。次回はボックスサブウーファーについての解説をお届けする。お楽しみに。

《太田祥三》

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