トヨタが技術ルールを作る? 自動車メーカー「他社牽制力」ランキング2025で首位 パテントリザルト

車内音声と走行情報を解析し、感情に合わせ自動生成・投稿する車載情報提供装置(イメージ)
車内音声と走行情報を解析し、感情に合わせ自動生成・投稿する車載情報提供装置(イメージ)全 4 枚

特許分析サービスを手がけるパテント・リザルトは6月22日、「自動車メーカー業界 他社牽制力ランキング2025」を発表した。

特許審査の過程で、他社の特許出願に対する拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計したもので、競合他社の権利化を阻害する先行技術をどれだけ保有しているかを示す指標となる。

◆トヨタ・ホンダ・日産がトップ3

集計の結果、1位はトヨタ自動車、2位は本田技研工業(ホンダ)、3位は日産自動車だった。続いて4位がマツダ、5位が豊田中央研究所となった。

●1位:トヨタ自動車

首位となったトヨタ自動車で最も引用された特許は、住友理工との共同出願による「断熱性だけでなく耐熱性および耐圧縮性にも優れた断熱層を有するバッテリーパック用断熱材」に関する技術だ。サムスンSDIなど計10件の特許審査で引用された。

特許は電池パック向け断熱材に関する技術であり、熱暴走対策やセル間断熱への応用が想定される。ただし、具体的な採用車種や量産製品は不明。

また、「車内音声と走行情報を解析し、感情に合わせて自動生成・投稿する車載情報提供装置」に関する技術も引用件数が多く、ソフトバンクグループの計8件の拒絶理由として引用されている。コネクテッドカーや車載インフォテインメント分野への応用が想定される特許だ。

2025年にトヨタ自動車の特許による影響を受けた企業としては、本田技研工業、LGエナジーソリューション、スバルなどが挙げられた。

《高木啓》

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