アキュラ『インテグラ』の「タイプS」、FF車の新記録を達成…パイクスピーク 2026

・アキュラ・インテグラ タイプS DE5がパイクスピーク第104回大会で前輪駆動(FWD)の最速記録を約15秒更新し、10分33秒174を記録した。

・ドライバーはフォーミュラドリフト2冠のHRC USドライバー・吉原大二郎選手で、タイムアタック1部門で6位に入賞した。

・エンジンはHRC USとHRC日本が共同開発した2.0リットルK20C8ターボで、360hp超を発揮する。

アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成
アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成全 7 枚

アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を打ち立てた。

【画像】アキュラ『インテグラ』の「タイプS」がFF車の新記録

標高4300mを超える頂上(標高4305m)に到達し、前輪駆動(FWD)の従来記録を約15秒更新した。

アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成

ドライバーを務めたのは、フォーミュラドリフト2冠を誇るホンダ・レーシング・コーポレーション・USA(HRC US)所属の「Dai Yoshihara」こと吉原大二郎選手。全長12.42マイル(約20km)のコースを10分33秒174で走破し、タイムアタック1部門で6位に入賞した。

従来のFWD記録は2018年にホンダR&Dエンジニアでパイクスピークの常連ニック・ロビンソン選手がアキュラ『TLX A-スペック』で記録した10分48秒094だった。

アキュラにとって今大会は16年連続のパイクスピーク参戦となる。これまでに部門優勝12回、表彰台30回以上、複数のコースレコードを樹立している。

アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成

「インテグラ タイプS DE5」は、市販のアキュラ・インテグラ タイプSをベースにHRC USが開発したレースカーだ。第10世代ホンダ『シビック Si』および「タイプR」、第11世代シビック Si FE1など、HRC開発の歴代チャンピオンカーの系譜を受け継ぐ。

エンジンはHRC USとHRC日本が共同開発した2.0リットルK20C8ターボを搭載し、360hp超を発揮する。トランスミッションは6速シーケンシャル・パドルシフトを採用。パイクスピークの極端な高地での効率向上のため、PRLモータースポーツ製の大容量インテークシステム、チャージパイプアップグレードキット、軽量チューブ&フィンインタークーラー、ボーラ製3インチ排気システムを装備する。

アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成アキュラの『インテグラ』の「タイプS」が、第104回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにおいて、FF車の新記録を達成

シャシーにはHRC US開発のサスペンションとブレーキ、ヨコハマ・アドバン A005タイヤを採用。ボディシェルは防音材やアンダーボディコーティングなど不要な部品を取り除き、ロールケージや空力部品、冷却強化が施されている。

このレースカーは複数のレースシリーズに参戦可能で、レーサーへの直接販売も行われており、SRO TCアメリカのトップクラスで活躍している。

《森脇稔》

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