BMW『X5』新型に初のEV『iX5』、第6世代「eDrive」で航続最大845km実現…460kW急速充電にも対応

・BMWがSUV「X5」シリーズ初のEV「iX5」を発表。第6世代eDriveテクノロジーを搭載し、システム最大出力425kW(578hp)を発揮する。

・141kWhの高電圧バッテリーを搭載し、WLTPモードで最大845kmの航続距離と最大460kWの急速充電に対応。双方向充電も可能。

・17.9インチのセントラルディスプレイや14.6インチのパッセンジャースクリーンなど、「BMWパノラミックiDrive」による先進的なデジタル体験を提供する。

BMW iX5
BMW iX5全 15 枚

BMWは、SUV『X5』新型のEV『iX5』を発表した。第5世代のX5には、歴代初となるEVが設定される。

【画像】BMW iX5

■第6世代eDriveテクノロジーを搭載

BMW iX5BMW iX5

「iX5 60 xDrive」グレードは、第6世代BMW eDriveテクノロジー(Gen6)を採用し、前後輪に電気モーターを搭載した電気式BMW xDrive全輪駆動システムを備える。すべてのコンポーネントが800ボルトのシステム電圧に対応している。

システム全体の最大出力は425kW(578hp)、最大トルクは805Nmを発揮する。後輪用には電気励磁式同期モーター(EESM)を採用し、定格出力242kW(329hp)・定格トルク500Nm。前輪用には非同期モーター(ASM)を採用し、定格出力183kW(249hp)・定格トルク305Nmとなっている。

0~100km/h加速は4.6秒、最高速度は210km/hだ。

■航続距離最大845km、最大460kW急速充電に対応

BMW iX5BMW iX5

高電圧バッテリーの正味エネルギー容量は141kWhで、WLTPモードでの航続距離は645~845kmを実現した。充電速度は最大460kWに対応し、双方向充電も可能となっている。

バッテリーには高さ120mmの第6世代円筒形セルを初採用。従来の高さ95mmのセルと比較して、より高いエネルギー密度を実現したとしている。

車両のボディサイズは全長4994mm、全幅2000mm、全高1748mm、ホイールベースは3035mmだ。

将来的には、完全電気式のBMW Mパフォーマンスモデルもラインナップに加わる予定だという。

■「ハート・オブ・ジョイ」ドライブトレインで走りを追求

走行性能面では、「Heart of Joy(ハート・オブ・ジョイ)」ドライブトレインとBMWダイナミック・パフォーマンス・コントロールを組み合わせたドライビング・ダイナミクス管理技術を採用。また「BMWシンビオティック・ドライブ」により、スムーズな発進・停止をサポートする。

■先進のデジタルコックピット「BMWパノラミックiDrive」

BMW iX5BMW iX5

インフォテインメントシステムには「BMWパノラミックiDrive」を採用。デジタルディスプレイ、物理的な操作系、インテリジェントなソフトウェアを統合したシステムで、「BMW Operating System X」がこれを支えている。

フロントガラス下部全域にコンテンツを投影する「BMWパノラミック・ビジョン」、その上部に配置された「BMW 3Dヘッドアップ・ディスプレイ」を搭載。セントラルディスプレイは17.9インチで、マトリックス・バックライト技術と高解像度による高い視認性を実現した。

助手席向けには14.6インチのフルHD「BMWパッセンジャー・スクリーン」を設置。動画ストリーミングやゲーム、ビデオ通話などが楽しめる。走行中でも使用可能で、車内カメラがドライバーの注意散漫を検知した場合は自動的に画面を暗くする「ビジビリティ・シールド」機能も備える。

音声操作には「アマゾン アレクサ+」AIテクノロジーを搭載した「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」を採用し、自然な会話形式での操作や外部サービスへのアクセスが可能だ。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  2. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  3. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  4. トヨタ『カローラツーリング』次期型はどうなる? 5つの注目点
  5. 【マツダ CX-80 900km試乗】人馬一体と重厚感は両立するのか?「高級SUV」としての使命とは[後編]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る