AI自動運転バス「RoboBus」、東京ドイツ村で実証実験へ…観光周遊から夜間無人警備まで

AI自動運転バス「RoboBus」
AI自動運転バス「RoboBus」全 2 枚

イーバイピーは、千葉県袖ケ浦市の東京ドイツ村と連携し、AI自動運転バス「RoboBus」(ピクセルインテリジェンス社製)を用いた実証実験を開始すると発表した。

【画像】AI自動運転バス「RoboBus」

園内の観光周遊から夜間の無人警備まで、未来のモビリティを活用した新しいサービスの創出と安全性の検証を目指す。

■実施の背景と目的

全国的な労働力不足や高齢化が課題となる中、自動運転技術はテーマパークや地方都市における新たな移動・警備手段として期待されている。

本実証実験では、東京ドイツ村のイメージを保ちながら未来のモビリティとの融合を図り、目標達成を目指す。

具体的には、

・園内周遊自動運転システムの構築

・安全性における課題の明確化と対応

・夜間の無人監視による警備システムの構築

・来園者の利便性・満足度の向上

・全国の地方都市テーマパークへの自動運転導入モデルの開発、だ。

■実証実験の活用シーン

実証実験では、3つのシチュエーションで運行を検証する。

1、園内観光周遊ルート

入口・花畑・アトラクション・BBQエリア・イルミネーションを結ぶルートを走行し、快適かつ効率的な園内回遊を実現する。自動運転での移動そのものが新しい観光コンテンツとなる。

2、夜間イルミネーション観光

イルミネーションイベントと連動し、「光の中を移動する」没入型体験を提供する。音声ガイドや演出による付加価値の高い体験を検証する。

3、夜間・無人時の監視

営業終了後は防犯・警備を目的として園内を自動周回し、次世代のセキュリティシステムの構築を目指す。

■導入車両「ピクセルインテリジェンス RoboBus」

本実証で使用する「RoboBus」は、運転席を持たない完全双方向型の革新的なデザインを採用した6人乗りの自動運転バスだ。

■運用スケジュール

安全性と受容性を確認しながら、3つのステップで段階的に運用を拡大する。各ステップでイーバイピーの監視員が同乗し、緊急停止や安全確保を行う。

ステップ1(初期):営業終了後に園内を周回し、夜間監視システムの構築と安全性検証を実施。

ステップ2(中期):営業時間内に園内を周回し、日中の運用データ取得と充電運用(1時間程度の充電を2回想定)を検証。

ステップ3(後期):営業時間内に来園者を実際に乗車させた周回サービスを提供。営業時間外は夜間監視として周遊するフルタイム運用を実施する。

《森脇稔》

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