クロネコメンバーズ、ミライロIDと連携…障害のある人が配達時の要望を事前登録可能に

「ミライロID」と「クロネコメンバーズ」のシステム連携を開始
「ミライロID」と「クロネコメンバーズ」のシステム連携を開始全 1 枚

ミライロとヤマト運輸が、デジタル障害者手帳「ミライロID」とヤマト運輸の個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」の連携サービスを開始した。

本サービスにより、障害のある利用者が荷物の受け取り時における対応要望を事前に登録できるようになる。登録された要望はヤマト運輸のドライバーが持つ端末に通知され、個々の状況に応じた対応に活用される。

■ 利用方法

利用するには、まずミライロIDのトップ画面に表示されているクロネコメンバーズのアイコンをタップし、ミライロIDのアカウントとクロネコIDを連携する。その後、クロネコメンバーズの画面から配達時の要望を登録する。

■ 登録できる要望(8項目)

登録できる要望は8項目だ。

(1)インターフォン応答後、30秒・1分・1分30秒・2分のいずれかの時間、待ってほしい

(2)インターフォンを間をあけて2~3回鳴らしてほしい

(3)ゆっくり、はっきりと話してほしい

(4)荷物の送り主・品名・大きさ・重さ・種別(常温、クール、着払いなど)を伝えてほしい

(5)荷物受け取り時の押印は不要にしてほしい

(6)不在時は宅配ボックスに入れず、持ち戻ってほしい

(7)宅配ボックスに納品する場合、下から1~4段目以上に納品してほしい

(8)宅配ボックスに納品する場合、下から1~4段目以下に納品してほしい

■ 両社の連携の歩み

両社は2019年からユニバーサルマナー検定の取り組みを開始し、障害のある当事者への調査やヤマト運輸営業所のサイン監修などで連携してきた。

2022年には「ユニバーサルデザインガイドライン」の策定や、ヤマトグループ独自の「ユニバーサルマナー検定」を共同開発し、障害のある方への配慮・応対力を高める環境を整えてきた。

今回の連携はこうしたリアルでの取り組みをデジタル領域にも広げるものであり、両社は今後もデジタルとリアルの両面での協働を強化し、すべての人が安心して暮らせる社会の実現を目指すとしている。

《森脇稔》

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