【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人

スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)
スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)全 27 枚

首都圏でも郊外でも『エブリイワゴン』(と『エブリイ』)の姿を見かけない日はない。仕事で日常的に使っている、買い物用の1台として自宅にある……そんな環境のユーザーであれば、慣れ親しんだクルマだろう。

【詳細画像】スズキ・エブリイワゴン PZターボ スペシャル ハイルーフ

今回の試乗車は今年5月に一部仕様変更を受けた最新モデル。現行エブリイワゴンそのものは2015年に登場した3世代目で、セミキャブオーバー型/ロングホイールベース/フロントミッドシップを特徴とする。

スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)

試乗車の仕様は上級の“PZターボスペシャル”のハイルーフ・2WD車で、メーカー希望小売価格は211万900円。これにメーカーオプションの全方位モニター付きメモリーナビゲーションと、ディーラーオプションのフロアマット、ドライブレコーダー、ETC車載器を装備した状態(税込み合計で238万5570円)のクルマだった。

外観では、最新のデュアルセンサーブレーキサポートII搭載により、ミリ波レーダーを組み込んだグリル(とフロントガラス上方の単眼カメラ)が新しい。他方インテリアは新たにブラック基調に変わり、室内の雰囲気が引き締まった。その上でデジタルスピードメーター、ステアリング、大型9インチ画面の採用で見やすさが向上したナビなども新しい部分。

スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)

それとドライバーへの朗報としては、ステアリングとシートにヒーターが組み込まれたこと。ヒーターは後席足元にも備わり、さらなる快適性の向上も図られた。

実車に触れて感心したのが、後席左側のパワースライドドアに連動する“電動オートステップ”が備わる点。これは小さなお子様や愛犬がいるファミリーにはありがたい。軽自動車らしく、展開/格納の作動もスッと小気味よかった。

スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)

走りも快適だ。CVTとの組み合わせでパワーフィールが実にスムースなのがよく、場面を問わずクルマを意のままに加減速させられる。音、振動面にも不満は感じない。165/60R14 75Hサイズのタイヤ(ダンロップSP SPORT 230)を履く足回りは基本的に“頼り甲斐のある”フィールで、ホイールベースの長さのおかげで、想像以上に落ち着いた乗り味になっている。

ハイルーフ車の室内高は1420mmと余裕が大きく、乗員が過ごすのにも、室内にいて大荷物を積み込む際にもやりやすいはずだ。

スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)スズキ・エブリイワゴンPZターボスペシャル ハイルーフ(2WD・CVT)

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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