ジオテクノロジーズは、GIS向け地図データベース「MapFan DB」のラインアップに、新たに「法定速度データ」を追加し、9月1日から提供を開始した。
全国の道路を対象に、生活道路を含めた法定速度をデータ化したもので、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)、物流などでの活用を想定する。
●生活道路の法定速度引き下げ、対象道路は?
9月1日に改正道路交通法施行令が施行され、主に地域住民の日常生活に利用されるような、中央線などがない道路では、自動車の法定速度が従来の60km/hから30km/hに引き下げられた。
ジオテクノロジーズが改正前に実施した走行実態分析とドライバー意識調査では、約9割が制度に賛同したいっぽう、対象道路や変更前後の法定速度を正しく理解している人は1割未満だった。また、30km/hを順守するうえで最大の課題として「対象道路の分かりにくさ」が挙げられた。

同社ではこれまで、道路標識や道路標示に基づく個別の最高速度を収録した「最高速度データ」と、30km/hの速度規制区域を網羅した「ゾーン30データ」を提供してきた。今回、法改正と市場ニーズの高まりを受け、生活道路を含む全国の道路に対応した「法定速度データ」を新たに整備した。



