水素エンジンハイブリッド車、トヨタが国内初の公道実証へ…徳島・鳴門のホテルが送迎業務で参画

・トヨタ自動車と徳島県が連携し、水素エンジンハイブリッド車が国内初となる公道での社会実装実証を開始する。

・徳島県鳴門市のリゾートホテル モアナコーストが実証パートナーとして参画し、宿泊者送迎などの通常業務で車両を運用する。

・燃料には徳島県内で製造される地産地消の水素を使用し、走行時にほぼCO2を排出しない点が特徴だ。

海外向けトヨタ『ハイエース』をベースとした水素エンジンハイブリッド車
海外向けトヨタ『ハイエース』をベースとした水素エンジンハイブリッド車全 2 枚

徳島県鳴門市のリゾートホテル「モアナコースト」が、徳島県とトヨタ自動車が実施する国内初の『水素エンジンハイブリッド車』の社会実装に向けた技術実証プロジェクトに、県内の宿泊施設・大学などとともに実証パートナーの一つとして参画する。

【画像全2枚】

トヨタ自動車と徳島県は、国内初となる「水素エンジンハイブリッド車」の社会実装に向けた技術実証プロジェクトを推進している。

実証期間は2026年9月16日(水)から10月12日(月)までの約4週間。実証車両は海外向けトヨタ『ハイエース』をベースとした水素エンジンハイブリッド車で、ホテルの宿泊者送迎やホテル業務での移動など、通常営業の中で公道を走行する。水素エンジンハイブリッド車が通常業務の中で公道を走るのは国内初の取り組みだ。

燃料には徳島県内で製造される地産地消の水素(クリーンエネルギー)を使用する。走行時にほぼCO2を排出しないため、脱炭素化への貢献が期待される。

実証では、実際の観光・宿泊現場における利便性や運用性、実用性の検証を行い、走行データを収集する。なお、運行状況によっては通常車両での送迎となる場合もある。

同ホテルは「美しい鳴門の自然を次世代へつなぐ」という理念のもと、環境への配慮と快適な滞在価値を両立するホテルづくりを進めており、今回の実証を通じて水素を活用した新しいモビリティの社会実装に貢献するとしている。

リゾートホテル モアナコーストは1989年開業。淡路島と四国の間に位置する大毛島にあり、全16室を擁するリゾートホテルだ。

《森脇稔》

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