兄の影響で幼少期からオーディオに親しんできた山野さん。18歳で免許を取得するとスバル・フォレスターを購入し、すぐにカーオーディオの高音質化を開始。福井県のcustom&car Audio PARADAで試聴を重ね、理想のスピーカーを見つけ出した。
◆2人の兄の影響でカーオーディオに夢中! 18歳で手に入れたフォレスターの音質改善を開始
2人の兄がカーオーディオ好きだったことから山野さんは幼少期から高音質なオーディオに触れてきた。そんな環境で育ったこともありクルマに乗るようになると自然とカーオーディオのシステムアップを計画するようになった。
「ずっと以前から兄とはオーディオの話をよくしていたので音のことやシステムのことなどいろいろ教えてもらいました。まだ免許を取る前の段階ですでにオーディオの楽しさにどっぷり浸っていたんです」
高校生の頃には高音質なヘッドホン選びにも夢中になっていた山野さん。さまざまなオーディオ機器を聴き比べるようになったのもこの頃からだった。
「ヘッドホンの聴き比べではメーカーやモデルが違うとこんなに音が違うんだって思いました。そこからますますオーディオが楽しくなってきたんです」
幼い頃から2人の兄にオーディオの知識や楽しさを教えてもらっていた山野さんは18歳になるとすぐに運転免許を取得。現在の愛車であるスバル・フォレスターを手に入れた。
「もちろんすぐにカーオーディオのシステムアップを計画しました。ただし自分のクルマでのオーディオインストールは初めてだったので兄にアドバイスをもらうことにしたんです。兄に伝えたのは好きな曲を“きれいな音”で聴きたいことと“テンションの上がる音”で聴きたいという2つのリクエストでした」
◆純正スピーカーでも音は変わる! DSPとデッドニングで初めての高音質化を体験
「兄のアドバイスもあって最初は純正スピーカーを残したままDSPを使ったシステムから始めることにしました。DSP(MATCH M 5DSP)は兄のお下がりを譲ってもらいました。スピーカーは純正でしたがドアまわりのデッドニングだけは加えて最小限のシステムでまずは高音質化をスタートさせました」
純正スピーカーをそのまま使いDSPによる音響調整を加えることでどこまで音が変わるのか。その効果を体験するにはわかりやすいシステムアップとなった。シンプルな構成ながらDSPによる調整を施した愛車のサウンドを聴いた山野さんはその変化に驚く。
「DSPで調整した音を聴いてみたところ音が大きく変わりました。まずは目の前に音像が定位して音場が広がったんです。さらに音質面では繊細なサウンドで望み通りのきれいな音に仕上がっていたのも心地よかったです」
初めての音質改善で大きな変化を体験した山野さんはますますカーオーディオに魅了されていく。そして次のステップとして本格的なスピーカー交換を決意。ここでも兄のアドバイスを受けることになった。
「兄からの次のアドバイスはプロショップに行ってデモボードやデモカーを試聴してみることでした。“ショップでいろいろ聴いて自分が気に入ったスピーカーを選べば良いよ”と言われたんです」
◆カーオーディオ専門店で試聴を重ねて発見! BLAMシグネチャー165が理想のサウンドにぴったり
こうして山野さんが向かったのは兄も以前から懇意にしている福井県のカーオーディオ専門店「custom&car Audio PARADA(パラダ)」だった。ショップではさまざまなスピーカーを試聴しながらそれぞれの音の違いを確かめていく。
「試聴していく中で良いなと思ったのがブラムのシグネチャーでした。聴いたときの印象では曲のサビで盛り上がる感じが良いんです。同時に音のきれいさも両立しているのがこのスピーカーの良いところだと感じました。すぐに探していたスピーカーはこれだと思ったんです」
気になるスピーカーが見つかると普段から聴いているさまざまな曲を使ってさらにじっくりと試聴を重ねた山野さん。聴き慣れた楽曲で音の違いを確かめることでスピーカーへの評価はますます高まっていった。
「普段よく聴いているJ-POPのいろいろな曲を順に聴いていったんです。すると自分の好きな曲と合う音だと感じました。どの曲にもフィットするサウンドだったんです。自分のフィーリングとぴったり合うスピーカーだと確信したのはその時でした」
こうして理想のスピーカーを見つけた山野さんは純正スピーカーからブラムの「シグネチャー165」シリーズの2ウェイモデルへの交換を決定。パラダに本格的なカーオーディオのシステムアップをオーダーすることになった。
兄の影響で始まったカーオーディオへの興味は愛車フォレスターの音質改善を経て本格的なスピーカー交換へと発展した。次回の後編ではブラムのスピーカーを装着したフォレスターの試聴インプレッションに加え、山野さんが思い描く次なるシステムアップ計画についても紹介していこう。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請け負う。現在もカーオーディオをはじめとしたライティングを中心に活動中。




