キミが必要なんだ---暴走族を18歳で引退することが不可能な世の中!?

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神奈川県警は17日、今年3月末の時点で確認した県内を活動拠点とする暴走族の数が67グループの1109人であることを明らかにした。昨年同期比で600人程度減少しており、県警では「取り締まり効果が現れてきた」としている。

神奈川県内を拠点に活動する暴走族は年々減少する傾向にある。昨年3月末の時点では81グループ1720人を確認していたが、今年3月末には67グループ1109人に減少した。県警では「暴走族撲滅」を目標に取り締まりを強化。また、これまでは容疑確定段階で返還していたバイクについても「基本的に返さない」という方針に改め、これが功を奏す結果となった。裁判所の判断も「再犯、つまり暴走活動を再び行う恐れがある場合、バイクは処分する」という方向に傾きつつあり、バイクがない=暴走活動が継続できないことが減少の要因のようだ。

また、グループを構成するメンバーも徐々に高齢化が進んでいる。神奈川の暴走族は「18歳で引退」を掲げてきたが、これまで暴走族の中核を占めてきた15〜17歳の層がグループに参加しなくなってきた。警察が確認したメンバーのうち、15歳(以下含む)は前年同期比で64%減、16歳は52%減、17歳は43%減となっている。

このため、伝統あるグループを維持することを目的に、本来は“定年”である18歳になっても引退することができず、必然的に平均年齢は上がる傾向にある。ただ、年齢層が上がったため、暴力団の準構成員がメンバーの代表となることも珍しくなく、そういった意味もあって暴走族の凶悪少数精鋭化は進む一方だという。

《石田真一》

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