「とりあえず」の暫定運用? ETCがやっとスタート

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建設省、日本道路公団(JH)、首都高速道路公団は、今月24日から千葉県、埼玉県の一部でETC(ノンストップ自動料金収受システム)の試用運用を開始すると発表した。1月の開始予定から遅れること4ヵ月、やっと運用開始にこぎつけた。

ETCは有料道路の料金所に設置された路側のアンテナと、利用者が車に搭載した車載器との間で、無線通信により料金の支払いを自動的に行い、料金所で停車することなくノンストップで通過できるシステムだ。運用開始までに東関東自動車道、新空港自動車道、館山自動車道、京葉道路、千葉東金道路、東京湾アクアラインと連絡道の45料金所。首都高速湾岸線、7号小松線、埼玉大宮線の9料金所に設置している。

本来なら1月から試行運用、3月から本格運用の予定だったが、ETCシステムを搭載したクルマが何らかの原因で道路側受信機の直前にストップしてしまった場合、なぜか車載器が反応しなくなるなど、一種のバグともいえる問題が出て、運用開始を延期していた。全てのETCを見直し、4ヵ月遅れでやっと運用できるようになった。24日から試行運用を行うが、本格運用がいつになるかは未定としている。

《レスポンス編集部》

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