若年層を取り込め! フォードが若者向けクルマサイトを開設

自動車 テクノロジー ネット

フォード自動車は、オンライン・コミュニケーションの大手、ボルト社と提携して、15歳から20歳までのクルマ好きの若者を対象とした『カーズ・ボルト・ドット・コム(cars.bolt.com)』を開設することを発表した。

ここでは通常の自動車サイトのように、フォードに限らずあらゆるメーカーの好きなクルマを比較検討できるほか、最新の自動車トレンドを見たり、フォードの機械エンジニアにクルマに関するあらゆる質問をメールで送ったりすることができる。また若者同士の交流の場として自動車にまつわる投稿コーナーも設けられているし、自慢のクルマの写真を送ってギャラリーのように見せるコーナーもある。

ボルト・ドット・コムはもともと若者向けのサイトとして人気があり、すでに200万人の固定ユーザーがいる。フォードはこのネットワークを最大限にいかし、クルマ好きの若者のためのナンバーワン・サイトとして今後もカーズ・ボルト・ドット・コムを育てて行きたい、という。

この世代の若者は今後メイン・ユーザーとなる層であり、この世代にアピールすることが将来の販売増加に結びつく、という考えだ。さらにこのサイトで行われる「最優秀アメリカ車」「最優秀輸入車」などの投票データもフォードの今後のクルマ作りにとっては貴重な意見となる、とも期待されている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る