【改善対策】あの問題のクルマ!やっと改善対策を発表

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アウディジャパンは、アウディ『TT』クーペ1.8Tクワトロの緩衝装置に不具合があったとして、運輸大臣に対して改善対策を届け出た。対象となるのは1999年8月4日から2000年2月14日までに輸入された435台。

これらのクルマでは、法定速度を超えた高速走行時、または路面状況によって、急激なハンドル操作を行った場合、ステアリングの応答が予期しない挙動を起こしたり、コントロールが難しくなることがあり、最悪の場合、操縦不能となるおそれがある。

アウディTTはドイツで高速走行による死亡事故が発生、本国で改善措置を発表したが、日本では改善していないTTをそのまま発表、以後も何の発表も無いまま販売を続けたため、企業モラルの問題が指摘され、顧客の安全性を軽視したアウディの姿勢が問題になっていた。

その後の運輸省の調査で、事故が国内では考えられない高速走行だったことなどが分かり、アウディジャパンが事態を収束するため、改善を事前に発表、今回正式に改善対策を届け出た。対策は前後ショックアブソーバとスタビライザ、前軸用ロア・アームの交換。

《レスポンス編集部》

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