三菱のリコール隠しは販売実績に影響した、しない?

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三菱自動車工業の7月の国内販売実績は、前の年の同じ月よりも1.5%増えた。リコール隠しが発覚したうえ、警視庁が強制捜査に入るなど信頼が著しく失われたなかでは意外な健闘ぶり。

ただ、警察の家宅捜索が大々的に報じられたあとは「商談中の客が購入の見直しを言ってきた」など、ディーラーの販売現場に影響が出始めているもようで、今後は販売への影響も必死とみられる。

しかし、3年前に富士重工業のリコール隠しが発覚したときは、販売にはほとんど影響が出なかった。業界関係者によると「リコール問題が直接、販売実績に影響することは少ない」という。

三菱の場合も、今回の事件が逆にディーラーの奮起を促すことになる可能性もある。そうなると、大方の予想に反し販売実績にはそれほど大きな影響が出ない、との見方もされている。

《編集部》

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