漁港に不審な高級車が…。宮城県警が水際で輸出を阻止

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漁港に不審な高級車が…。宮城県警が水際で輸出を阻止
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宮城県警は5日までに、石巻港から盗難した高級車をロシアに不正に輸出しようとしていたとして、日本人8名と、ロシア人1名を逮捕した。背後には大掛かりな高級車専門の窃盗グループが存在するとして、逮捕した9人を追及している。

これは6月10日、「石巻港に停泊中のロシア船籍の貨物船の横に、名古屋ナンバーの不審な高級車3台が止まっている」と通報を受けた石巻署員が現場に急行。クルマの近くにいた男を職務質問した結果、盗んだクルマをロシア人の船員に売ろうとしていたことが発覚、逮捕に至った。

その後の調べで、このクルマを名古屋市内の窃盗グループから購入した2名と、購入した3台の盗難車を名古屋から石巻まで運搬した3名、クルマを買おうとしていたロシア人1名。このロシア人に他の盗難車をあっせんしていた3名が次々に検挙された。

ここ数年、東名阪の大都市を中心に高級乗用車、SUVなどの四輪駆動車の盗難が目立っているが、宮城県警ではこれらの窃盗集団と何らかの関連があるものとして、慎重に捜査を進める方針だ。

《石田真一》

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