ファイアストンに対するクレームは1998年から発生していた

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ファイアストンに対するクレームは1998年から発生していた
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ファイアストン製タイヤのリコール問題で、同社がリコールを発表する以前に、消費者から合計1100件あまりのクレームが文書で寄せられていたと、15日付けの『USATODAY』が明らかにした。

同紙の報道によると、ファイアストン社に対する消費者のクレームは1998年頃から急増し、1998年には367件、1999年には353件の文書が寄せられていたという。しかし、同社はこれを明らかにせず、その結果として実際の事故が起きてしまったとしている。

この件に関して、アメリカ道路交通安全局(NHTSA)のスー・ベイリー局長は、『USA TODAY』紙のインタビューに対して「ファイアストンに対するクレームの存在を知っていれば、もっと早い時期に調査を開始していただろうし、リコールは数年前に実施し、犠牲者も出さずにすみ、会社に対するダメージもこれほどまでにはならなかっただろう」と述べている。

だが、ファイアストン側のスポークスマンはクレームの件数は認めつつも「全体の生産数290万本から見れば微々たる数でしかない」として、クレーム隠しの可能性を否定した。

《石田真一》

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