やる意味あるの? 残り1カ月の日米自動車協議

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今年末で期限切れを迎える日米自動車・同部品協定の延長問題を話し合うための協議が米国シアトルで行われた。その結果、米国側は期限後の取扱いについて年末までに次官級協議で引き続き議論することを提案、日本もこれに同意して終了した。内容は全く進展なく、電話ですむような話を続けており、「役人のやる事はどこの国も同じ」のようだ。

今回の協議は香港の次官級会議で進展がなかったことから、課長級で意見交換した。米国側は形だけ協定延長を求め、日本側は、世界の自動車メーカーの再編で日本メーカーのほとんどが外資の傘下に入っていることから、延長しても意味がないとしてこれを拒否している。

米国側も日本の意見は充分知りながらも、米国部品メーカーの支持を受けるため、仕方なく交渉を引き伸ばしているかっこうで、意味の無い協議を続けつつ、次期米国大統領の決定まで立場を保留しない姿勢がありあり。日本側はこれに振り回されている。

《レスポンス編集部》

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