ボルボとダイクラ、三菱を巡って水面下の争いをさらに激化!?

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ロイター通信の報道によると、ボルボはダイムラー・クライスラーがオプションを駆使して、三菱自動車の株式の過半数を入手した場合、これ以上の出資継続に利益を見出せないことを理由に三菱自工株式を手放す可能性を示唆したという。

これはロイター通信との電話インタビューに、ボルボの広報担当者が回答したもの。ボルボは三菱自動車の商用車部門である三菱ふそうと提携関係にあるが、ヨーロッパ市場で熾烈な販売合戦を繰り広げているダイムラー・クライスラーが、三菱自動車を通して同社の機密情報を入手する可能性について危惧を抱いており、ふそう側には「絶対に機密情報を漏洩しないように」と徹底していることがこれまでにも報道されている。

ボルボは今年度中に、ふそう(仮称。商用車部門は乗用車部門から分社)の株式の19.9%を獲得する予定だが、ダイムラー・クライスラーが三菱自動車への出資比率を高めることで、発言権を増し、機密情報の入手に着手した場合にはこれらの計画が白紙に戻る可能性があることも示唆した。

《石田真一》

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