【フォードvsファイストン】公聴会は終わっても、究明作業はまだまだ続く

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【フォードvsファイストン】公聴会は終わっても、究明作業はまだまだ続く
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19日、アメリカ議会下院・商業委員会はフォード、ファイアストンの両CEOを呼び、5月に発表された1300万本規模のタイヤリコールについての事情を聞くという公聴会を行ったが、この場で公になったのが、フォードのリコール決定には意味が無いかもしれないということだ。

今回の公聴会の席上でも、フォードのジャック・ナッサーCEOは「ファイアストンのタイヤが全て悪い」という内容の証言を繰り返したが、共和党のトーザン議員が「交換しようとしているタイヤの方が問題発生率が12倍近く多いようだが…」と指摘するや、反論に詰まる場面もあった。

対するファイアストンは第三者機関による具体的データを示し、フォード『エクスプローラー』の危険性を指摘したことが評価され、アメリカ運輸省も調査を約束。当日と翌20日にはNHTSA(道路交通安全局)と会合を行い、早速データの洗い直し作業を始めたことが明らかにされている。

データの洗い直し作業は月末までに進められる予定で、7月上旬には今回のリコールに関して、何らかのコメントを発表する方針。

《石田真一》

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