SUTの価格戦争早くも始まる

自動車 ビジネス 国内マーケット
SUTの価格戦争早くも始まる
SUTの価格戦争早くも始まる 全 2 枚 拡大写真

今年のデトロイトやロサンゼルスオートショーで話題を集めたスポーツユーティリティトラック(SUT)。ラグジュアリーモデルの大型SUVにピックアップベッドを追加することで機能性をアップさせたもので、GMのキャデラック『エスカレードEXT』とフォードのリンカーン『ブラックウッド』が一騎討ちの形となっている。

ブラックウッドのほうは8月から全国ショールームに市販モデルが並び、その価格は5万2500ドル(約630万円)から。ところが来年一月から販売が始まるエスカレードEXTの方は、なんと通常のエスカレードのロングバージョンの価格、4万9990ドル(約600万円)を据え置き、と発表された。もちろんブラックウッドの価格を意識してのこと。

EXT、ブラックウッドどちらもパッセンジャーシートの後ろにピックアップベッドを設けているが、EXTにはさらにパッセンジャーキャビンカーゴドア(ミッドゲイト)も装備。エンジンはEXTが6.0リットルV8で345HP、ブラックウッドは5.4リットルV8で300HP。販売が後発となることを性能と価格の比較で跳ね返そうと言うGMの戦略だが、この2つのモデルの競争は他に競合相手がないことから今後もエスカレートしそう。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る