【新聞ウォッチ】テロのおかげ!? ホンダ『フィット』増産可能に

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【新聞ウォッチ】テロのおかげ!? ホンダ『フィット』増産可能に
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2001年10月1日付

●特殊法人改革、自民党部会が道路公団継続含め「ゼロ回答」(読売・4面)

●編集委員が読む「新TDM」自動車交通分散では不十分(読売・13面)

●中国道の中1少女死亡事故、ひき逃げ容疑で聴取の運転手が自殺(毎日・31面)

●国土交通省来年度から実験、人工衛星などで車の速度を自動制御(朝日・3面)

●マツダ、苦境脱却へ労使が協調、共同宣言調印(朝日・7面)

●特殊カバーでナンバー隠し、警視庁が全国で初摘発(産経・27面)

●いすゞ、今秋にも日野にトラック足回り部品供給(日経・13面)

●ホンダ、「フィット」2割増産、来月から月産2万1000台へ(日経・13面)

●韓国・現代自動車、米国販売32万台当初計画達成見通し(日経・17面)

ひとくちコメント

「高橋、世界最高V」、「イチロー、新人最多安打の新記録」、そして「栄光の背番号3、ミスター去る」と、きょうの各紙は、“スポーツの秋”を先取りしたかのように、1面から社会面まで、スポーツ情報満載。最近は明るいニュースが紙面を飾ることがなかっただけに、満面に笑みを浮かべた高橋選手の大きなカラースナップは心を和ませてくれる。

他方、ITバブルの崩壊に、テロ事件、株安、金融システムの動揺が重なり、「日本経済は複合不況の様相を深めている」(日経・9月30日付朝刊)と報じているように、経済・企業情報は、相変わらず危機感を募らせる暗い話題が多い。そんな中、ホンダが小型車の『フィット』を来月から2割増産すると、きょうの日経が取り上げている。

6月下旬の発売以来、8万台を超す受注を獲得しているが、納車に4〜5月も待たせるケースもあるほどのヒット商品。このため、増産を急ぐことにしたものだが、そこで気になるのは「設備投資がほとんど必要ない」ということ。

混流生産している軽自動車『ライフ』を別の生産ラインに移すことで対応するからだそうだが、見方を変えれば他の車種に陰りが出始めたことになる。テロ事件の影響でドル箱の北米輸出もダウンは避けられないだろうが、皮肉にもそのおかげで「フィット」が増産できるとは……。

《福田俊之》

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