【熊野学の東京ショー2001詳説】次期『マーチ』はハイブリッド駆動で四輪駆動

エコカー 燃費
【熊野学の東京ショー2001詳説】次期『マーチ』はハイブリッド駆動で四輪駆動
【熊野学の東京ショー2001詳説】次期『マーチ』はハイブリッド駆動で四輪駆動 全 4 枚 拡大写真

第35回東京モーターショーには、21世紀に相応しい技術を採用した多くのコンセプトカーが出品された。中でも、いすゞを除く国内8社は様々なハイブリッドシステムやその応用技術を採用したコンセプトカーを展示した。ここでは、代表的なハイブリッドあるいはその応用技術を取り上げよう。

次期日産『マーチ』として発売予定の『mm』は、FF車の後輪を直流モーターで駆動するのが特徴だ。通常はエンジンによる前輪駆動だが、滑り易い路面で前輪が空転すると後輪をモーターで駆動する4WDとなる。電力はエンジンが駆動する発電機から直接モーターに供給され、バッテリーやインバーターは不要だ。直流モーターはブラシが摩耗するのが欠点だが、通常走行では後輪とモーター間のクラッチを切るのでモーターは回転せず、ブラシの寿命は車両寿命並みになるという。

担当者は、「このE-4WDシステムではバッテリーやインバーターのみならずプロペラシャフトも不要になり、さらにフロアパネルやリアサスペンションもFF車と共通になるので大幅に低コストだ」と語っている。低価格の軽自動車には最適の4WDシステムだ。

メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、全国のガソリン給油価格を発表しています。あなたはガソリンに払い過ぎているかも---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  4. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  5. ホンダ『シビック』の顔が変わる! 英国版のグリルとバンパーが新デザインに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る