【上海ショー2001舞台裏】自動車メーカーが100以上もある!

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海ショー2001舞台裏】自動車メーカーが100以上もある!
【上海ショー2001舞台裏】自動車メーカーが100以上もある! 全 1 枚 拡大写真

中国には大小100以上の自動車メーカーがある。北京の政府は「いくら何でも多すぎる。零細メーカーばかりあってもダメだ。国際競争力を備えるには、せいぜい4〜5の大規模集団にまとまるべきだ」と思っている。

この方針は以前からそうで、10年くらい前は三大三小(大型車メーカー3社、小型車メーカー3社)がスローガンだった。これに、軽自動車2社を加えて三大三小二微となり、現在は第10次5カ年計画のなかで「三大集団への集約」をうたっている。ただし、これは対外的な発言で「実際には大グループは5つぐらいあってもいいと考えている」というのが北京の記者たちの話だ。

三大三小のころは、フォルクスワーゲンが三大のうちふたつ(長春、上海)に関係し、残るひとつはシトロエン(神龍)、三小はクライスラー(北京)、ダイハツ(天津)、プジョー(広州)の3社だった。二微はスズキ(長安)とスバル(貴州)。つまり、中国自動車産業の勃興期に深く関わったのはGM、フォード、トヨタといった巨大企業ではなくフォルクスワーゲンやダイハツだったのだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  4. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  5. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る