全国軽自動車協会連合会(全軽協)が7日発表した2001年の軽自動車新車販売台数は、前年に比べ1.1%マイナスの185万3500台となり2年連続で減少した。それでも水準としては高く、過去3番目を記録。2002年は0.9%プラスの187万台を見込んでいる。
全軽協は2001年の軽自動車販売台について当初は180万台程度と見込んでいたが予想外に順調な売れ行きだった。車種別では乗用車が4年ぶりの減少となったほか、貨物が2年連続で減少した。メーカー別では富士重工業が前年とほぼ同じだったほかは全社ともマイナスだった。
今年については昨年後半、三菱やダイハツ、スズキが相次いで新型車を発売した。また、今年も新型車の投入を計画しているメーカーがあることから、しばらくは軽の好調が続きそうだ。