セダンはまだまだ衰えず? 『プレミオ/アリオン』の売り上げ好調

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セダンはまだまだ衰えず? 『プレミオ/アリオン』の売り上げ好調
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トヨタ自動車は24日、新型セダン『プレミオ』、『アリオン』の発売後1カ月の受注台数を発表した。セダンがミニバン人気に押される中、受注は月間販売計画の約3倍に達し、大方の予想を上回る健闘ぶりだ。

プレミオ、アリオンは販売店が異なるいわゆる双子車。月間販売計画はそれぞれ3500台の合計7000台に設定している。セダンへの注目度が年々落ちるなかで初期受注は計画を若干上回れば上々と見られていた。

しかし、フタを開けてみれば1カ月の受注は両モデル合わせ、2万台に達する好調な滑り出し。しかも販売店の年末年始の休みを除けば正味3週間での受注ということになる。

もっとも、旧モデルの『コロナ』、『カリーナ』からの代替えが受注全体の4割を占めていることから新規の顧客獲得はまだ少ないもよう。また年齢層は50〜60才代と高くトヨタが狙った層とは若干の食い違いがある。

とはいえ年配者を中心にセダンの潜在需要はまだまだあるという解釈も成り立つ。いずれにしても国内販売が減少しているトヨタにとっては明るい話題のひとつとなりそうだ。

《編集部》

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