フォルクスワーゲン(VW)・グループ・ジャパンは28日、コンパクトハッチバックの新型『ポロ』を日本市場で発表、予約受付を開始した。6年ぶりにモデルチェンジしたポロは、昨2001年、本国ドイツで発表されている。
梅野勉社長は「VWが最も得意とする分野で、商品開発力のすべてを傾注した、次世代コンパクトカーの先取り」という。そして注目すべきは新型ポロによって「新しくプレミアム・コンパクト・セグメントを創出する」としていること。
経済のデフレ傾向もあってコンパクトカー市場は拡大しており、今後の自動車販売の主力市場になるとVWでは見ている。「新型ポロはプレミアムカーに求められる要素を妥協することなく取り入れ、ユーザーの既成概念を変える」と梅野社長。
日本に導入されるポロは2仕様。エンジン排気量1.4リットル、前輪駆動、右ハンドル、4ATで、ボディ・タイプが3ドアハッチバックと5ドアハッチバックの2種類。価格は3ドアが178万円、5ドアが198万円。発売は5ドアが6月14日、3ドアが秋以降。店頭における発売フェアは6月15日(土)、16日(日)。