三菱自動車の系列崩壊、外資流で部品メーカー競争激化

自動車 ビジネス 企業動向

三菱自動車は、取引先部品メーカーで構成する三菱自動車柏会を発展的に解消すると発表した。

柏会は同社に部品を納入する部品メーカー344社で構成、新型車の開発段階から参画するなど、同社と密接な関係を構築してきた。しかし、三菱自動車はダイムラークライスラーの傘下に入り、今後はグローバルでオープンな調達を行うため、協力部品メーカー会を解散することにした。7日に柏会総会で最終決議した。

解散に伴って、今後はサプライヤーミーティングの年1回の開催、小規模な個別テーマの個別ミーティング、インターネット上にホームページを開設し、広範囲にわたり迅速な情報提供を図る、としている。

柏会は30年以上の歴史を持つが、こうした部品メーカー協力会は極めて日本的な組織。ダイムラー流の世界最適調達の障害になるため、解散して系列取引を止める。今後の取り引きはコスト重視で、競争激化は必至だ。

★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まりだ!! 春夏の新製品では4社から投入されたHDDモデルに注目。それぞれ新メディアを活かしたアイデアを満載する。---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  5. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る