ホンダは12日、製造から使用、廃棄までの製品ライフサイクル全般にわたる環境負荷を把握するための環境マネージメントシステム「Honda LCA(ライフサイクルアセスメント)システム」を構築したと発表した。
同社は環境保全活動として生産や販売といった企業活動の分野で取り組みを展開してきた。しかし製品の使用過程や廃棄の際にも環境負荷物質は排出される。このため製造されてから廃棄されるまでの間の全ての環境負荷を定量的に把握する必要があると判断した。
自動車メーカーは工場での廃棄物削減やリサイクルしやすい製品の開発、エネルギー消費量の低減など個別分野でそれぞれ目標値を定め環境負荷低減に取り組んでいる。ただホンダのように本格的にLCAに取り組むメーカーはまだめずらしい。同システムが出来あがったことを受けて、同社は総合的な環境負荷低減目標を策定する。
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