東京部品工業、スペインに合弁企業を設立---乗用車用オイルポンプを生産

自動車 ビジネス 企業動向

自動車用ブレーキ部品やポンプなどを生産する東京部品工業は2日、スペインにオイルポンプと水ポンプを生産する合弁会社「GSB-TBKオートモーティブコンポーネント」を設立したと発表した。

合弁会社はスペインに本拠を置く自動車用鍛造部品・アルミダイキャスト部品の大手、GBSグループと共同出資で設立した。工場はバルセロナに建設し10月から生産を開始する。東京部品工業が欧州に進出するのは初めて。すでに欧州メーカーから乗用車用オイルポンプを年間50万台分受注した。

東京部品工業は国内では大型車メーカー全社にブレーキ部品を供給しているほか、ポンプ類は日産、三菱、トヨタなど幅広いメーカーに供給している。日系メーカーの欧米進出に合わせ海外事業も拡大する計画。一方、GSBは鍛造・アルミダイキャストといった素材中心のメーカー。GSBの素材技術と東京部品工業の加工・組立・設計技術を組み合わせることで欧州での自動車部品事業拡大をはかる。日系メーカーへの納入も拡大していく。

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《編集部》

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