マツダは子会社のマツダレンタリースのリース部門を三井住友銀行系の住銀オートリースに売却する方向で検討に入った。
マツダは3月末現在で4569億円にのぼる連結有利子負債の削減を急いでいる。リース事業は景気悪化による企業倒産の増大などにより収益性は悪化している。同部門を売却することで連結財務を改善するとともに譲渡益を負債の圧縮につなげる。
住銀オートリースは10月1日付けで三井オートリースと合併し、売上高規模ではオリックスに次ぐ業界2位となる。マツダのリース事業を加えることでさらに台数規模を拡大し収益アップを見込む。
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