フォードに再び大量リコールの危機……事実は把握して対処していたが

自動車 社会 社会

NHTSAは1997年モデルのフォード『エスコート』、マーキュリー『トレーサー』に対してエアバッグに問題が見られる、として公式の調査に入ると発表した。

現在までNHTSAにはこの2モデルのエアバッグが不適切に膨張したため負傷した、というケースが300件報告されている。しかも23件は、エアバッグの膨張に関連して火災事故が起きた、という報告である。

フォードではこの事実を把握しており、ディーラーに対して「消費者から苦情が寄せられた場合は修理に応じるよう」アドバイスしていた、と言われている。しかしフォードとしてはリコールをしておらず、NHTSAの調査結果次第では大量のリコールにつながる可能性がある。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る