スズキは2日、国内9カ所目となる納車整備拠点「仙台納整センター」を仙台市宮城野区に建設し、同日から稼働したと発表した。
納車整備拠点は工場から出荷されてきた新車を顧客に納車する前に持ち込み、洗車や用品組み付けなどを行う場所。従来は販売会社が行ってきたが、コストや手間がかかり小さな販売会社にとっては負担にもなっていた。このためメーカー各社は各地域ごとに納車整備の専用拠点を設け、一括して実施するよう効率化をはかっている。
スズキも販売会社の負担軽減のため1994年ごろから順次、納整センターの設置を進めてきた。今回オープンした仙台納整センターは宮城、岩手、山形の3県の販売会社が対象。これにより全国の9割以上をカバーでき、全国規模で効率的な納車体制が整った。
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