【東京ショー2002速報】一足先に実現しました---日産ディーゼル『コンドル』ハイブリッド

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【東京ショー2002速報】一足先に実現しました---日産ディーゼル『コンドル』ハイブリッド
【東京ショー2002速報】一足先に実現しました---日産ディーゼル『コンドル』ハイブリッド 全 2 枚 拡大写真

日産ディーゼルは今回のショーの目玉として『コンドルMKキャパシター・ハイブリッド・トラック』を出展している。パラレル方式ハイブリッドを採用した次世代トラックの中で唯一、今年6月から実際に市販が始まっているものだ。

このトラックはバッテリーの代わりに大容量のキャパシターを使い、瞬間的に大きな電力を供給できるようにしてある。装置自体の価格が高くなってしまうのが難点だが、機構が単純であることや長寿命なことがメリット。同型のノーマル車と比較して、50%程度の燃費向上が見込めるという。

4トン積みで、主な用途は都市内での配送用を想定している。エンジンは現状ではごく普通のディーゼルエンジンだが、日産ディーゼル・研究部の西川省吾さんによると「コモンレールなどを使うことなく、2003年新短期規制をクリアしている。ただし将来的にも同じエンジンを使うかどうかはわからない」としている。

日産ディーゼルでは屋内に展示するだけではなく、試乗会で実際にこのトラックを走らせている。発進加速時、エンジンが止まったままなのに「シュルシュルシュル」という特異なモーター音だけで動き出す様子はぜひ体感してもらいたい。

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《石田真一》

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