三菱電機、トヨタなど6社、衛星システム新会社設立---テレマティクスも視野

自動車 テクノロジー ITS

三菱電機、日立製作所、トヨタ自動車など6社は、準天頂衛星システムの開発・利用推進をはかる新会社「新衛星ビジネス」を11月1日付けで設立すると発表した。IT(情報技術)を利用した様々な情報サービスの可能性を検討し、事業の可能性を探るの狙い。

準天頂衛星システムは複数の衛星を組み合わせ、サービスエリアの天頂付近に常に衛星を配置できるシステム。建物による電波の遮断もなく、高品質な移動体データ通信や放送、測位などが可能となる。

このシステムを使った場合、高速移動体に対しても25cm程度の精度で測位サービスを提供することができる。また、自動車向けテレマティクスサービスや歩行者向け情報提供サービス、緊急通信サービス、防災・大規模災害への対応、海難救助や防衛、警察、救急、消防など幅広い分野へのサービス提供が可能という。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 唯一無二の4気筒250cc!カワサキ『Ninja ZX-25』初の特別仕様「RR」登場に「よっ!待ってました」の声
  3. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
  4. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る