【新聞ウォッチ】売れ筋車のキーワードに「高リサイクル率」を追加!?

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年1月29日付

●トヨタ・張社長に聞く、ベア断念「評価したい」(読売・8面)

●環境規制強化の法施行に向け、車リサイクル本格化日産・新車時から配慮、ホンダ・中古部品を転売(朝日・11面)

●昨年の自動車生産、2年ぶりに1000万台回復(東京・8面)

●ソニー、米国流の「委員会等設置会社」へ、監督と執行分離、企業統治を強化、大賀典雄取締役議長は引退(産経・1、10面)

●株価、トヨタ、ソニーなど主力銘柄の軟調続く(日経・18面)

●東京都カーナビで希望の駐車施設に誘導するサービスの実証実験へ(日経・35面)

ひとくちコメント

国内需要は縮小しているものの、昨年の国内自動車生産台数が2年ぶりに1000万台を突破した。きょうの各紙が日本自動車工業会の発表資料をベースに分析記事を掲載しているが、「輸出が二桁台で増加したこと」が大きく影響しているもので、一方で各メーカーは低迷する国内などの市場を活性化させるためのキーワード探しも懸命のようだ。

そんななか、日欧の環境規制強化を受け、自動車大手が車のリサイクルを本格化させ始めた、ときょうの朝日が取り上げている。日産が資本提携先のルノーと再利用しやすい新車を設計する新システムを共同開発したほか、ホンダなどが解体業者から買い取った中古部品を転売する事業を軌道に乗せたという。環境重視の時代を迎え、売れ筋の車のキーワードに「高リサイクル率」が加わりそうだと指摘している。

《福田俊之》

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