【新聞ウォッチ】環境より利便性!? 走る“水素スタンド”が登場

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【新聞ウォッチ】環境より利便性!? 走る“水素スタンド”が登場
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール

2003年1月31日付

●マレーシアでホンダの四輪工場が稼働(朝日・12面)

●シトロエン「C3」などリコール(朝日・37面)

●米経済急減速 イラク戦争がシナリオ左右 長期化すれば住宅・自動車も崩れる(毎日・9面)

●世界ラリー選手権開幕(モンテカルロ) 新鋭シトロエン表彰台独占(毎日・15面)

●環境対応 走るスタンド 住友商事子会社が水素補給車(東京・9面)

●マツダ労組もベア見送り提案(日経・11面)

●ホンダ、大型二輪車『スーパーフォア』全面改良(日経・35面)

ひとくちコメント

住友商事の子会社である住商エアー・ウォーターが、燃料電池車に水素燃料を補給する「移動式水素ステーション」を日本で初めて開発した。きょうの東京などが報じているが、超高圧で圧縮した水素タンクを大型トラックに搭載、トヨタ自動車と日産自動車が販売契約を結び、2月から提供を受けるという。

燃料電池車を普及させられるかどうかのカギを握るのが、水素燃料などの供給インフラの整備。トヨタとホンダが、昨年12月、世界に先がけて限定販売した燃料電池車も水素直接供給方式だが、都内でも水素燃料を補給するスタンドが限られていることから、走行する地域に限界がある。その解消に移動式の水素スタンドが威力を発揮することは間違いない。

ただ、現状では数少ないエコカーのために、もう一台大型トラックを走らせるのもどうかと思うが・・・。

《福田俊之》

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