トヨタ自動車は17日に発売した新型『ハリアー』に、事故時の衝突被害を軽減するプリクラッシュセーフティーシステムを世界で初めて採用した。同システムには、日産が特許を持つ技術も使っている。
同システムは、衝突が不可避な場合に、衝突被害を軽減するためのシステム。ミリ波レーダーにより衝突不可避を判断し、ブレーキの踏み込みと同時に素早くブレーキアシストを作動させる。最上級グレードの「AIRS」にオプション設定した。
このシステムのなかで、シートベルトを2段階に巻き取る技術については、日産自動車が特許を取得しているため、特許料を支払うことで実用化したという。トヨタによると、シートベルトの2段階巻取り技術は、トヨタも独自開発していたが、開発終了後に日産の特許であることが判明した。
●いやあ、まいったな、ということがないように、メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中から編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。クルマライフのトレンドをキャッチアップ!---