【新聞ウォッチ】トヨタ、マークの商標権侵害で中国メーカーを提訴

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年2月26日付

●トヨタ、商標権侵害と中国メーカー訴え(読売・8面)

●トヨタ車体、元組員が「社内恐喝」未遂容疑含め3件で逮捕、元上司ら50人処分(朝日・39面)

●タクシー車体広告、解禁で、東京都が議会に報告(毎日・24面)

●トヨタ、F1レースでも頂点を、参戦2年目は挑戦の年(産経・10面)

●国土交通省、チャイルドシート安全性試験、幼児用「優」はゼロ、乳児用は4製品(東京・3面)

●日本経団連、新副会長7人起用、三菱グループ御三家そろう(東京・8面)

●コラム「回転いす」日産・ゴーン社長「問題点、現場で探せ」(日経・11面)

●トヨタ欧州販社の資本関係を再編(日経・13面)

●ホンダ、中国本部を4月設立(日経・13面)

●トヨタ1700万株の自社株を取得(日経・17面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が、中国の自動車メーカー「吉利汽車」を相手取り、商標権を侵害されたとして提訴していたことがわかった。きのう25日付の日経など、一部の夕刊で報じられたが、きょうも朝日や読売が取り上げている。

記事によると、吉利は、一部の車種にトヨタのデザインとよく似た楕円形のマークをつけ、販売店でも看板に大きく書き入れていた。このため、トヨタ側は、商標の差し止めと1400万元(約2億円)を求める訴えを北京市第二中級人民法院に起こしていたもの。自動車の商標権をめぐって日本車メーカーが訴えるのは初めてのケースという。

中国ではバイクなど模造品による被害が拡大しているが、トヨタは警鐘を鳴らす意味でも法的措置に踏み切ったとみられる。

《福田俊之》

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