米自動車業界紙の『オートモーティブ・ニュース』は、GM(ゼネラルモーターズ)のリチャード・ワゴナー社長兼CEOがグループのサーブと富士重工業スバルが、ニューモデルを共同開発するとともに、サーブ車を米国で生産する可能性を明らかにしたと報じた(既報)。
サーブはスウェーデンの高級車メーカーだが、生産コストが高く、販売が伸びていない。米国での販売台数が多いものの、為替の影響で割高な価格設定になっている問題もある。
このため、同じGMグループのスバルとサーブがニューモデルを共同開発して開発投資を分散、生産基地についても需要地である米国で生産して為替リスクを回避する狙いがある。