日産「180」初年度は、順調な滑り出し

自動車 ニューモデル 新型車
日産「180」初年度は、順調な滑り出し
日産「180」初年度は、順調な滑り出し 全 1 枚 拡大写真

日産自動車の02年度の新車販売実績は、登録車が前年度比7.7%増の76万8235台と6年ぶりに増加したのに加え、軽乗用車4万7356台が上乗せとなり、81万5591台となった。01年度実績にくらべ10万台を上乗せしたことになり、中期計画「日産180」の国内販売目標の達成に向け、初年度はまずまずのスタートとなった。

日産は「180」で、2004年度末までに、国内販売台数を01年度実績の71万3500台に対し30万台上乗せする計画を発表している。単純に計算すると、1年に10万台をプラスしていけば良い計算になり、計画の初年度にあたる02年度は、これをクリアしたことになる。

大きな原動力になったのは、軽乗用車市場への参入。スズキからのOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けて02年度から販売を始めた『モコ』は、日産の販売力を反映し、月間平均4000台という順調な販売を続け、『マーチ』『キューブ』といった日産車と並んで、販売台数の上乗せに貢献した。

今年度は、さらに三菱自動車からのOEMにより、軽商用市場に参入する。また、ミニバン『プレサージュ』の全面改良や『エクストレイル』など既存車のマイナーチェンジも実施すると見られ、180達成に向け、着々と布石を打っていく計画だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  2. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  5. 【ジープ レネゲード eハイブリッド 新型試乗】レネゲード、ここにいよいよ極まれり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る