【新聞ウォッチ】謎の肺炎SARS、今月開催の上海モーターショーに影響も……

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年4月3日付

●ロボデックスきょう開催、アトムからアシモまで(読売・8面)

●ガソリン9週連続上昇、1リットル104円(読売・81面)

●「インディ」上陸地上最速のドラマ(読売・34、35面)

●トヨタ「取締役」の報酬開示求める、株主オンブズマン(朝日・13面)

●三菱自動車が「RVR」「シャリオグランディス」リコール(朝日・37面)

●入社選考の早期化加速、トヨタなども最終学年の4月実施(毎日・3面)

●松下電器、外国人200人、直接採用04年度新卒、中国中心に(毎日・8面)

●米市場、3月、トヨタとホンダ新車販売台数過去最高を記録(毎日・8面)

●ETC搭載車、普及率1%超す(産経・7面)

●ジャガー「XJ」全面改良、アルミ採用採用で重さ40%減(産経・8面)

●新型肺炎SARS、香港・広東渡航自粛促す、日本企業出張禁止、家族出国も(日経・1面)

●東京いすゞ自動車の新社長に三宮俊雄・いすゞバス製造社長就任(日経・15面)

ひとくちコメント

世界保健機構(WTO)は、新種ウイルスが原因とみられる謎の肺炎SARS(サーズ)が蔓延している香港と中国・広東省への渡航を自粛するよう異例の勧告を出した。勧告に強制力はないが、大半の国が従うとみられる。きょうの朝日、日経が1面トップで報じているほか、各紙も社会面などで詳しく取り上げている。

日経によると、日本からの出張者が90人を超す広州本田汽車(広州ホンダ)では「工場は通常通り稼動している。感染予防を徹底しているほか緊急対策を検討中」としているが、ソニーなど多くの企業が香港や広東省への出張を原則禁止したり、家族の帰国を支援するなどの対策を打ち出している。

上海では、この4月21日から27日にかけて上海新国際博覧センター(SNIEC)で「上海モーターショー」が開催される。今のところ,日本車メーカーが出展を見送る動きはみられないが、感染が中国南部から全土に広がるようになると、ショー自体も打撃を受けるのは必至とみられる。

《福田俊之》

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