●気になるのは自車位置の測位精度
地図の表示能力も高まり、都市高速入口のリアルなイラスト表示を採用。レイヤー機能の採用は、メニューバーに透明度を与えることとなって、ナビ画面の視認性を損なうことなく見やすい表示を可能としている。
また、音声案内はこれまでの合成音から、より聞きやすいナチュラルボイスへと進化を果たしている。ボイスコントロール機能も搭載したため、走行中の操作も可能。VICSはFM多重による方式を標準としているが、Wチューナーとすることでシングルチューナでは不可能だったAM/FM放送を聞きながらのVICS受信を実現。光/電波ビーコンによる受信はオプションで対応している。
気になるのは自車位置の測位精度がどこまで向上したかということ。最近のカーナビは、この辺りの技術が飛躍的に向上しており、たとえば都市高速と一般道が並行している場所でもその位置を自動認識する機種も登場しているほど。クラリオンがこれまでに発売してきたカーナビはこの辺りの対応が今ひとつだっただけにその期待は高まる。分岐点での精度、あるいは交通規制をどう繁栄させているかも気になるところだ。この辺りは、試乗が出来次第、追ってご報告しようと思う。