【ボルボ『XC90』日本発表】日本市場向けのクルマはすでに確保しています

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【ボルボ『XC90』日本発表】日本市場向けのクルマはすでに確保しています
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『XC90』は北米市場の販売が好調なため、現段階でもかなりのバックオーダーを抱えているという。日本市場への導入がこのタイミングになったのも、右ハンドル車を生産する余力が工場に無かったからという噂も出たが、実際にはどうなのだろうか。

これについてPAGインポートの牛島淳さんは「北米で売れているクルマですから、そちらら主眼を置いていたというのは間違いではありません」と説明する。ただし、日本への導入が遅れたのは必要な数の確保ができなかったというわけではなく、マーケティング的な面が大きかったようだ。

ボルボ・カーズ・ジャパンでマーケティングを担当する岡田勝也さんは「ボルボ初のSUVだけに既存車種との差別化をどのようにしていくか、どういったところにアピールしていくという選定に時間を要した」と語る。価格設定についても最後の最後まで検討を重ね、最廉価のベーシックバージョン555万円と決めたのも実は発表会直前だった。これはBMW『X5』が価格改定を行うという情報をキャッチしたためで、当初の予定ではもう少し高い設定だったとしている。

オーダーしてからデリバリーまでのタイムラグだが、これについては「現状ほとんどお待たせしない」と岡田さんは説明する。今年中に売れるだろうと見込んだ800台については工場側に生産予約を行っており、この分が確実に確保されることは間違いないという。

《石田真一》

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