【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…「冷やし中華」はダメ

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【トヨタ『ラウム』発表】デザイナーズトーク…「冷やし中華」はダメ
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18日に東京臨海副都心のMEGAWEBにて新型『ラウム』をテーマに開催されたトヨタ「デザイナーズトーク」。ゲストスピーカーであるインダストリアルデザイナーの山中俊治氏は親指日本語キーボード『tagtype』をデザインした人物。「『ラウム』もユーザーが発見してくれるクルマなんじゃないかな」と山中氏。

チーフデザイナーの駒田一彦氏は「ユニバーサルデザインと聞くと、(おおげさで)どこかひいてしまう部分があります。それは正しく理解されていないためだと思います。トヨタがみなさんに、自分にも他人にも優しい、うれしいデザインだということを、責任を持って広めていきたいと思います」と語る。

山中氏は「ユニバーサルデザインというのは、クルマの世界で当たり前になっている『安全・エコ』のように、あらゆる製品がベーシックに持っているべきものなんです。いきなり『冷やし中華はじめました』ではダメなんですよ」(笑)と答えた。

「ユニバーサルデザインというと、『人権尊重』みたいに言われますが、実際はひとつの商品が誰にでも使えるわけではありません。今まで使えなかった人が使えるようになること、そして周りの人もうれしくなること、それが大事なんです。丁寧に考えたデザインが思わぬ結果を起こすんです。ラウムも、ユーザーが発見してくれるクルマなんじゃないかな、と思います」と山中氏は語った。

使ってみて初めてわかるのがユニバーサルデザイン。みなさんもラウムに実際に触れてみてはいかがだろうか。

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