いすゞ、リストラ費用の計上で、1443億円の最終損失

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いすゞ自動車が23日、発表した、2003年3月期決算は、国内の人員削減や北米SUV(スポーツユーティリティビークル)事業のリストラ費用などの特別損失を計上した結果、最終損失が1443億円に膨らんだ。2004年3月期の予想では、350億円の黒字化を見込んでいる。

連結売上高は、前期にくらべ15.5%減の1兆3494億円と、3期ぶりに減少した。上半期の国内売上が不調だったほか、海外はSUV事業の縮小で、北米売上高が大幅に減少した。営業利益は、人員削減による労務費の削減などにより、前期にくらべ2.6%増の155億円を確保した。経常損失は42億円と、5期連続の赤字になった

最終損失は、北米SUV生産事業からの撤退に伴う損失889億円、希望退職金248億円などを計上した結果、前期の430億円から1013億円増え1443億円になった。

今期については、リストラが、ひととおり終了したことから、5期ぶりに経常損益・当期損益が黒字化すると予想している。

《編集部》

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