【シカゴショー2004】なんとオートショーに中古車が登場する

自動車 ニューモデル モーターショー

アメリカではディーラー保証付きの中古車市場が盛況だ。多くのディーラーは新車よりも長い保証をユーズドカーにつけ、クオリティへの信頼と価格からこの市場は今後も増大が見込まれている。

こうした傾向の中、アメリカのメジャーオートショーのひとつであるシカゴオートショーが、来年2月のショーでディーラー保証付き中古車を新車と共に展示する方針を明らかにした。

6月16日付けのオートモティブ・ニュースによると、今年の1月から5月の間に販売されたディーラー保証付きの中古車は62万8281台で、これまでの新記録。昨年同期と比較しても28%という伸び率だ。

ディ−ラ−保証付き中古車の市場をリードしているのはGMで、同時期の販売台数は20万4225台、続いてトヨタ/レクサスの11万7191台、フォードが9万4940台、ホンダ/アキュラが8万5825台。

ディーラー保証付きの中古車は、一般のユーズドカーショップで販売されているものより価格は高めだが、この人気ぶりから各メーカーも力を入れている。シカゴオートショーでは「新車を見に来る人のため、中古車はブースの後側に展示」というルールを設けているそうだが、オートショーも無視できない中古車人気に各メーカーは苦笑いのようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る